The Smithsは代表曲くらいしか知らないし、ジョニー・マーの前作も未聴なので、あくまで今回のアルバム単体の感想。 ギターはやっぱりめちゃくちゃいい。音の質感もフレーズもずっと耳に残るし、アルバムの中ではBeyond the Rainが一番好き。調べたら本人もかなり気に入ってる曲らしい。 ボーカルはあっさりしていて平坦に聞こえるときがあるかな。
TOMORAの予習で初めてThe Chemical Brothersを聴いた。 過去作との比較はできないので何が良かったのかまだうまく説明できないけど、反復するビートの中で音が少しずつ変化していく感じと、不穏でサイケデリックな感触がかなり好きだった。
★3.5は悪い意味じゃなくて、音はめちゃくちゃ好き。 90年代〜2000年代のオルタナ/グランジを思わせるギターが前面に出ていて、正直、音そのものにものすごく新鮮さがあるわけではない。 でも、26歳のbeabadoobeeが今こういう音楽をやって、それをさらに若い世代が聴いているというのは面白い。
エレクトロニック/インディーポップを軸にしつつ、曲ごとに表情が違って面白い。「Follow」はTGTBTQの「Herculean」をちょっと思い出すし、「3rd Time」にはRadioheadっぽさも感じる。「Another Feel」も好き。知っている音の感触がところどころありつつ、アルバム全体としてかなり好きなタイプでした。
絶滅危惧種を含む鳥の声を録音し、それを素材に作られた作品。 鳥の声を素材にした作品ということで、もっと自然音を聴く作品っぽいものを想像していたけど、かなり聴きやすくて普通にポップ。 鳥の声や環境音がちゃんと曲の中に溶け込んでいて、リズムやフレーズとして気持ちよく聴ける。 コンセプトも好きだし、コンセプト先行っぽくなりすぎないところも良い。
映画『DIGGER』の音楽担当ということで知ったCosmo Sheldrake。 フィールドレコーディングや自然界の音、さまざまな楽器を取り込んで音楽を作る人らしい。 最初に聴いた「Wriggle」がかなり好きで、そのままアルバムを聴いてみた。 細かく動き回るリズムと、いろんな生き物がそこら中にいるような音が楽しい。 かなり変なことをやっているのに、ちゃんとポップで聴きやすいのも好き。 クマムシの歌があったり、William Blakeの詩が出てきたり、音だけでなく「この人何なんだろう」と調べたくなるところも含めて面白かった。
Song 2以外も聴いてみようかな?ってなったとき、ベストアルバムじゃなくてこっちに出会っていればもっと早くblurを好きになっていたと思う。
♥ 1
Interpolはこれまで何度かさらっと聴いてみたものの、いまひとつ刺さらず。 新譜の先行シングル「This Mirror Weighs a Ton」がすごく好きで、今回はアルバムのリリースを楽しみに待っていた。 正直、タイトル曲を最初に聴いたときのインパクトにはアルバム全体ではかなわなかったけれど、通して聴いてみるとかなり好きなタイプのアルバムだった。やっぱり今のところタイトル曲が一番好き。
多言語のボーカル、さまざまなルーツを持つコラボレーター、古箏のような伝統楽器まで入っているのに、全部自然にBonoboの音の中に混ざっている。 青葉市子さん、Arooj Aftab、Nilüfer Yanya、Joy Crookes、Kanako Yamamoto、Aanya Martinなど、気になる参加者が多くて、聴きながらつい一人ずつ調べてしまった。『Help(2)』の参加者も多かった。 音そのものはとても聴き心地がよくて少し肌寒い雨の日にぴったり。
静かで複雑な感じの音が好き、好きなトラックは「The Governor’s Waltz」と「Panorama」。 歌詞を読むと、解離、過去の恋愛、父親の死、喪失と受容みたいな内容らしい。 まだアルバム全体の理解には至っておらず、いったんこのくらいで。
たぶん3rd以来くらいのちゃんとした視聴。 思っていたより好きだった。途中ちょっと気が抜けるところもあるけど全体としてかなり好印象。「Hippie Sunshine」好き。
♥ 1
Olivia Rodrigoを聴く年齢ではない気もするんだけど、あまりにも新譜の評判がいいので聴いてみた。 今まであまり引っかからなかったけど、確かにこのアルバムは好きかもしれない。 一番好きだったのは「honeybee」。ちょっとBillie Eilishっぽさもあり。「The Cure」も好き。
最初にWolf Aliceに引っかかったのは「Lipstick On The Glass」で、そこからアルバムを聴き始めた。 Ellie Rowsellの声が印象的で、力強く押し出す曲もあれば、囁くように繊細な曲もあり、艶っぽく聞こえたり、急に幼さが出たりもする。曲ごとに声の表情がかなり変わるところが面白い。 たぶん10代20代の頃に出会っていたらもっと夢中になっていただろうなと思いながら、「Bloom Baby Bloom」には素直に励まされる。「Midnight Song」「White Horses」も好き。
音数は少なくて静かなのに、歌詞がすごく親密で繊細。 RomyとOliverの声が交互に入ることで、ひとつの恋愛を二人の側から見ているようにも、同じ感情の中で会話しているようにも聞こえる。その曖昧さがすごく好きだった。 余白の多いギターとベース、Jamie xxの控えめなビートも含めて、静かなのに妙に残るアルバム。
死、喪失、偽りの救済、信仰への不信、独裁者や偽の指導者、そして最後には、人間の世界に絶望して去っていく悲しい神まで出てくる。歌詞だけを読むとかなり暗い。 曲調にはそこまで悲壮感がなく、軽やかで踊れる曲や祝祭感のある瞬間も多い。その中で、亡くなったコラボレーターたちの声や、さまざまな国と時代の音楽が混ざっていく。 死を乗り越えるというより、死者を記憶し、送り、それでも生は続いていく。その円環まで含めて、ようやく「死をポジティブに捉えたアルバム」という意味が腑に落ちた。 特に「Orange County」「The Manifesto」「The Shadowy Light」「The Sad God」が好き。
細かく刻むドラムとFleaのうねるベース、その上を浮遊するトムの声。 踊りながら、頭の中で止められない思考がずっとぐるぐるしている感じ。 歌詞はシンプルで、同じ感情や言葉を反芻する感じがそのまま音楽になっているのが面白かった。 特に「Before Your Very Eyes...」「Judge, Jury and Executioner」「Reverse Running」が好き。
♥ 1