6月は夏の到来とともに、懐かしの傑作から新しい発見まで、幅広いジャンルを掘り返す月でした。 竹田さんが最も熱く語ったのはPhil Spectorのウォール・オブ・サウンドとブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブです。「夏はこれを聴かないと始まらない」というコメントからは、季節に紐づく音楽体験の大切さが伝わります。一方、プリンスの1999を改めて聴き直したのはマイケル・ジャクソンの映画鑑賞がきっかけ。2人の関係に思いを馳せながら、という内省的なリスニングの姿勢が印象的です。 Little Wide Openについて「現代フォークロックの傑作」と評価しながらも、Kevin Morbyを「熱心に追っているわけではない」と正直に述べる竹田さんのスタンスも魅力的です。高橋竹山の津軽三味線では「グルーヴしててヒップ」と、ジャンル横断的な視点で音楽の本質を捉えています。Pet Soundsについては「毎年聴き返してるけど、今年が一番響いた」と、時を重ねるごとに深まる関係を示唆しています。 ビーチ・ボーイズ、プリンス、マイケル・ジャクソンなど往年のスターへの立ち戻りが多く、新旧を往来しながら音楽の本質を問い直す月になったようです。
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