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タワレコ梅田NU茶屋町店の新譜コーナーに並ぶこのアルバムを、レジに持って行った時のことを今でもはっきり覚えている。買ったCDのシュリンクを剥がして、CDウォークマンに突っ込んで、聴きながら揺られる御堂筋線。/ 一周聴き終えた時の感想はなんとも言えないものだった。晴でもないけど、雨でもないし、昼でもなければ、夜でもない。何かが少し足りないような気もするけど、これ以上足したら多過ぎる気もする。すぐそこまで来てるのに、あと少しのところで届いてこない。もう一周聴いたら何か掴めるかもと、再生回数が伸びていくうちに、だんだんとそんな音像がクセになり、自分の中にどうにも落ち着かせる場所が見つからないまま、その年が終わる頃にはすっかりお気に入りのアルバムになっていた。/ あれから13年。inc.のAged兄弟がキーパーソンになる時代が来るなんて。今聴くとちゃんとしっくりと届いてくるから不思議。