4月は、ポップス・パンク・ロックの黄金期を徹底探訪した月でした。 DH は The Strokes を軸に、2000年前後のオルタナティヴ・ロック周辺をまるごと吸収しています。『Room On Fire』『Is This It』『The New Abnormal』と3作を聴き、特に『The New Abnormal』は「一曲目で名盤かと疑い、二曲目で確信」とたちまち虜に。同時期の The White Stripes『Elephant』も「昔は途中離脱していたのに、今になってカッコ良さが分かった」と再評価しました。Bloc Party『Silent Alarm』は「完璧な一枚」と言い切り、サニーデイ・サービスやサカナクション、OGRE YOU ASSHOLE といった日本の同時代バンドも次々と掘り進めています。 目立つのは、一度知った世界を「確かめたい」という丁寧さです。『Conspiracy of One』で The Offspring の楽曲構成を、『Tyrannosaurus Hives』でザ・ハイヴスの初期衝動を、『1977』で Ash の青さを、それぞれ個別の魅力として抽出しています。B-DASH『ぽ』は「影響元をたどり直した」との評で、自分の好みの源流を自覚しながら聴いている姿勢がうかがえます。 4月のDH は、「これが最高」という確信を手に、その根拠を言葉で丁寧に拾い上げる月でした。
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