4月は、ニコ助さんの音楽の好奇心がフルスイングの一ヶ月でした。 レゲエの懐の深さに改めて魅了された様子が強く伝わります。Protojeの三作品「A Matter of Time」「The Art of Acceptance」「Ancient Future」を立て続けに五点評価し、その理由を「ルーツロックレゲエとダンスホールレゲエの伝統を引き継ぎながら、レゲエをアップデートしている」と的確に言い切っています。ビートの基軸は保ちながら、ごった煮にならないポップさを備えた現在形のレゲエの魅力にハマっている様子です。 一方で、シャムキャッツの「君の町にも雨はふるのかい?」やaiko「BABY」といった日本語ポップスへの向き合い方も丁寧です。シャムキャッツのレビューで「ヘロヘロ感」というニコ助さん独特の言葉から、完璧さよりも人間的な揺らぎに惹かれる感覚が透けて見えます。aikoについては、「一聴しただけでは地味」だが「聴けば聴くほど魅力的」と、じっくり寄り添う聴き方を示しています。 ファンク・ソウルからHip-Hop、ニューウェーブ系まで、ジャンルを自在に行き来しながらも、どの作品に対しても「どこが良いのか」を言語化する、素晴らしい一ヶ月です。
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