5月は、ニコ助(おバカな猫)さんにとってジャンルを越えた音楽の深掘りの月でした。 ヒップホップを軸としながらも、R&Bから80年代ソウル、ロックまで、時代と地域を往き来する聴き方が印象的です。レビューから見えるのは、音の質感や歴史的な位置付けを強く意識する姿勢です。「EXIT」での「相模原っぽいザラザラした感じ」、「Paraiso」での「ロックバンドの1stアルバムでしか出せない」青臭さへの言及には、細部を見つめ、その作品固有の世界観を言語化する丁寧さがあります。 9th Wonderのビート、Jansport Jのメロウなローファイ、Twigyのフリーキーなラップといった個々の音の構成要素への着眼も際立っています。唾奇と山下達郎といった日本の作り手への評価も高く、「鍵盤が絶妙なトラック」「気怠さが漂うラップ」というように、音響的な魅力と表現の質が重なった時の喜びが伝わります。評価スコアの分布を見ると、5つ星が多く、ニコ助さんが出会った作品群は概ね確かな手応えを持つものばかりでした。 5月を通じて、ニコ助さんは骨太で奥行きのある音楽との出会いを重ねた月です。
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