6月は、ニコ助さんにとってファンク・ソウル・レゲエの月だったようです。 特に目立つのはベース音への執着です。Night Fever - Fatback Bandへの「ぶっといベースの音がカッコ良すぎる」というコメントや、Catch a Fire(Deluxe Edition)でのジャマイカ・バージョンのベース評価など、低音への感度が鋭く研ぎ澄まされています。同時にTA13OO - デンゼル カリーのように前半のポップさと後半のはっちゃけ具合、Dark Days/Light Years - Super Furry Animalsのサイケとポップの両立といった、アルバム内での質感の変化を読み込む耳も備えていました。 興味深いのは、同じアーティストの複数作品を聴き比べる丁寧さです。バリー・ホワイト、上白石萌音、Natsu Summer、ボブ・マーリーなど、複数作をスコアで評価し、時には前作との相対評価まで行っています。Natsu Summerの1st EPへの傾斜は「1stEPが良すぎて」という言い方から切実に伝わってきます。一方New Blue Sunのように「ビートレスの曲を聴いていると、僕は途中で飽きてしまう」と、自分の音楽的体質を客観視できる誠実さも印象的です。 ニコ助さんの6月は、グルーヴ感とメロディアスさのバランスを求める月間だったといえます。
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