新曲出たんだーと何気なく聴いてみたら、イントロの導入からぐいっと惹きつけられた。 タメの効いたリズムを叩くドラムの音色。2番Aメロやブリッジパートで絡み合うストリングスとブラスセクション。2番Bメロの後ろで鳴るバリトンサックス。ラスサビのうねるベース、クラッシュシンバル。 やけにかっこいいのでクレジットを見てみると、それもそのはず、サウンドプロデュースにCRCK/LCKSの小西遼。ドラムはBREIMENのSo Kanno。この布陣で、5〜6曲入りのepとか作ったら、また一つ代表作と呼べるようなものが出来上がりそう。 しかし、こういうタメの効いたリズムで、ぐーっと力強くこみあげる系のメロディを歌う時のYUKIは最強。Peterparker69によるリミックスもgood!
私の好きなジ・アルケミスト's ビーツ in 20s その② #7 Ritual (feat. Conway The Machine & Lil Wayne)
私の好きなジ・アルケミスト's ビーツ in 20s その① #4 No Laughing Matter
前作『合歓る - Walls』と、その後編に当たる本作は、「ある二人の主人公についてのストーリーを描く」というコンセプトのもとに作られたアルバムだ。 とは言っても、ストーリーは単線的に語られる訳ではなく、一曲毎に時系列も人称も入れ替わるので、まるでキュビズムの手法で描かれた絵画のように、全貌を把握することは容易ではない。 そのようなコンセプトはサウンドにも表れている。同じ人物についての話だと思えないほど、テイストはバラエティに富み、曲毎に表情が変わる。湧き出る数々のユニークなアイデアと、エヴァーグリーンなメロディを基調にして編まれた、これら10曲の、珠玉のインディーポップソングからは、多層的で多角的な世界の有り様が聴こえてくる。 こんなにもファストにキャッチーであることが求められる時代に、Laura Day Romanceは、わかりづらいままでいることを恐れない。
LA拠点のブラジル人ギタリストFABIANO DO NASCIMENTと、ブラジル人コンポーザーVittor Santos率いる16人編成のオーケストラVittor Santos e Orquestraとの共作。 流れるようなメロディアスなプレイから小気味よく跳ねるパーカッシブなプレイまで自在に躍動するナシメントのギターと、ミナス由来の複雑で幽玄な色合いでありながら大らかでゆったりとした管弦の調べが溶け合う。 花粉症の薬が効いてぼんやりした頭でこんな音楽を聴けば、大気中に揺蕩うピンクの粒子が見えるかのよう。ああ、スプリングマッドネス。早く家帰って寝たい。
これぞLAサウンドな、メロウでレイドバックしたR&B。カーステレオから流れる深いシンセに、煌めく街はとろけて朦朧、地球もローリンスローモー。Guess I'm always riding solo〜 Elena Pinderhughesは、デビューアルバムのリリースを最も期待しているアーティストの一人です。
25年に聞いたアルバムの中で3番目くらいに好き。俺の中でちょっと曽我部さんぽいんだよなー。
Sly Stoneが設立したレーベルStone Flowerからリリースされた音源を集めたコンピレーションアルバム。Sly & The Family Stoneと言ったら、まずは"Stand!"や"暴動"のような名盤がどーんと前に出てくるけど、入門盤としてはこっちからの方が入りやすいと思う。ポップだしジャケもいい感じ。
一曲目の"rain"が特に好き。Seihoプロデュースのイケてるジャージークラブ。硬すぎずふわっと広がるけど、ちゃんと耳に当たってくるキックの音色が絶妙。
お気に入りのスニーカーを履いて、いつもの街を歩く時、イヤホンから流れる音楽がKendrick Lamarではあまりにも技巧的過ぎる。Freddie Gibbsは好きだけど、それでもまだちょっとキレが良過ぎる。 パッドを叩いてから出音までの間にコンマ数秒のラグがあるという機械的な欠陥が、結果的にビートに気持ちの良い揺らぎを生むことになったMPCと同じで、ラップのフロウにも滑舌の悪さや舌足らずなことがアドバンテージに働くことがある。アタックに丸みを帯びたBoldy Jamesの鼻にかかった低い声は、ビートに対してほんの僅かに遅れる。その遅れこそがヒップホップの情景だ。 クッションの効いたスニーカーを履いて、ルーズに腰履きしたパンツの裾を引きずりながら、ストリートを徘徊する歩調。Boldy Jamesみたいなラップが、街を歩く時に最適な、ど真ん中のヒップホップだ。
♥ 1
ヤバいラッパーがヤバい波に乗ると、一緒に演るラッパーたちにも軒並みヤバいバースを蹴らせることが出来る🎤
タワレコ梅田NU茶屋町店の新譜コーナーに並ぶこのアルバムを、レジに持って行った時のことを今でもはっきり覚えている。買ったCDのシュリンクを剥がして、CDウォークマンに突っ込んで、聴きながら揺られる御堂筋線。 一周聴き終えた時の感想はなんとも言えないものだった。晴でもないけど、雨でもないし、昼でもなければ、夜でもない。何かが少し足りないような気もするけど、これ以上足したら多過ぎる気もする。すぐそこまで来てるのに、あと少しのところで届いてこない。もう一周聴いたら何か掴めるかもと、再生回数が伸びていく。次第にそんな音像がクセになり、自分の中にどうにも落ち着かせる場所が見つからないまま、その年が終わる頃にはすっかりお気に入りのアルバムになっていた。 あれから13年。inc.のAged兄弟がキーパーソンになる時代が来るなんて。今聴くとちゃんとしっくりと届いてくるから音楽って不思議。
ヴィンテージソウルと現行R&Bの絶妙なバランスの質感が気持ち良い。20年代US最高峰の歌声を堪能出来る、R&B好きにはたまらない良盤。