3月は、脳みそを飛ばされる体験から始まりました。 Kara-Lis Coverdaleの『Changes in Air』は、竹田さんのアンビエントに対する認識そのものを変えたようです。「脳みそを別次元に飛ばされた感覚」「アンビエントの概念を根本からひっくり返された感」とは、5つ星評価に値する衝撃です。一方、ジャズとダンス・ミュージックの領域ではEzra Collectiveが活躍。『Dance, No One's Watching』で踊り、『You Can't Steal My Joy』にも高評価を付けています。 Mr.Childrenの『産声』には「バンドサウンドが生き生きしているからメッセージに強度が産まれてる。めちゃくちゃポップミュージック」と、熱を込めた4.5つ星。散歩中のシャッポ、風邪で寝込んでいた時の泉涌、踊る時間、心に余白が生まれるInnis Chonnel & Loris S. Saridなど、状況ごとに音楽を選り抜いている竹田さんの聴き方が見えてきます。ザ・クラッシュやザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスといった古典ロックから、カニエ・ウェストの多面体を穏やかに評価するあたり、受容の幅広さが伝わってきます。 3月は、既知と未知の境界を音楽で行き来する1ヶ月だったのですね。
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