5月は、竹田さんの音楽選びが「時を超えた良さ」と「今この瞬間の新鮮さ」の両立にあります。 ビリー・ホリデイの2作品とはっぴいえんど『風街ろまん』が最高評価を受けた一方で、upsammyやaron!といった現在進行形のアーティストにも同じ熱量を向けています。Strange Meridians について「大地と空と繋がっている私」という表現から伝わるのは、アンビエント的な音楽が竹田さんに与える心身のリセット感です。一方、adieu のEPやJamie xxの『In Colour』への反応は「予想を裏切られた喜び」「今なら受け入れられる音」という、聴き手の成長を感じさせます。 ポール・マッカートニーの最新作へのやや慎重な評価(3.5点)も興味深く、懐かしい巨匠よりも、旧作の名盤と新世代の作品の両方に等しく向き合う姿勢が見て取れます。古い良さを知りながら、新しい可能性も探り続ける5月でした。
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