Onga9
マイケル・ジャクソン
★★★★ 4.0
とにかく80年代の録音物が耐え難かった十代の頃、自分はデジタル黎明期の電子音ではなく、AORやフュージョン的な「擬似シルキー」な感じが苦手だったのかも。『スリラー』はどことなく霊妙で独特な抒情性があるけれど、これはそういった解釈につながらないような、即物的な音楽だと感じる。今聴くとLCDや砂原良徳のようなシンセサイザーマニアな作家たち、さらにここにある音像をデコンストラクトしたようなDijonの作品を連想できる。剥き出しでふくよかなシンセの音、だからこそ生まれるバウンシーなビートが心地いい。
— mamokawa's review
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