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『Low』は、ボウイの最も優れた部分が出た作品だと、俺は思う。2026年はボウイ没後10年。その節目にあえてベストを挙げるなら、この一枚だ。前半では、クラウト・ロックの音響感覚とホワイト・ファンクが鋭く交差する。後半では、イーノの感覚を深く吸い込んだアンビエント・ポップが広がる。分裂しているようでいて、アルバム全体は一つの美意識で貫かれている。 この作品が美しいのは、単に洗練されているからではない。ベルリンという都市で、名もなきシチズン・アーティストから吸い上げた、ストリートの知性と退廃が全編に滲んでいるからだ。ストリートと知性。この相反するものを同時に鳴らした感性こそが、本作を今なお特別なものにしている。ジャンルを越えて、多くの表現者に示唆と勇気を与え続けている理由もそこにある。「クール」という言葉が最も似合うアルバム。
訳あって久しぶりに聴いている。実はあまりいいと思っていないアルバム。アンビエントならイーノソロの方がいいし、曲は『ヤング・アメリカンズ』や『ヒーローズ』の方が良くない?ジャケとタイトルで雰囲気作るのうまいだけでは?まぁジャケとタイトルがいいからいいのだが。