ポスト・グランジのマッチョイズムをリセットし、シンプルネスに回帰したという文脈が根強いし間違いないのだが、彼らが生楽器の録音作品において、雑に扱われていた音とそのコンビネーションをもう一度取り戻したということが大きいと思う。手っ取り早いサンプルは代表曲でもある②。ハットを抜いた太鼓と裏を意識したギターが、ハットを伴い跳ねたシャッフルの8ビートを刻むだけでコーラスパートで解放感を生む。ヴォーカルががなる必要も、ギターを歪ませる必要もなく、音価の短い音だけが並ぶ。嘗てはあったはずの細やかな機微と綾がここでは新たに息を吹き返している。それは2026年のバンド作品に必須の音と空間性への意識とも繋がるものである。古くて新しい、ミニマムかつ鋭敏な感性は、21世紀の「The Modern Age」に相応しい。
ジュリアン・カサブランカスの指示通りに作られたという、彼がロックでポップミュージックの文脈を書き換え始めた記録。というのは、サブリナ・カーペンター、チャーリーxcx、オリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュといった近年のポップスター、もしくはそのプロデューサー達がジュリアンを参照したと感じることが多々あるから。一枚目という事でジュリアンの思想も控えめ。もっと濃いのが聴きたい方は『First Impressions of Earth』と『The New Abnormal』をどうぞ。
コメント
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すっごいクールでカッコ良い一枚! ただ、「歴史的な一枚!」的な取り上げられ方には正直まだピンときてない。
ブリットポップがBlurの「Modern Life is Rubbish」の1枚で説明できてしまうように、ポストパンク・リバイバルに関しても今作1枚あれば十分なのでは?と思えてしまう。
ギター、ドラム、ベースそれぞれが「これはここ、それはこの隙間、そしてこれはここ」と緻密な音の配置。そういうものの完成度は設計図の正しさに依存してしまうものだと思うが、本作においてはその設計図が素晴らしすぎる。ギター、ドラムの音色にびっくりした記憶。ボーカルも勿論素晴らしい。
ミニマムな音づくりだと思うけど、キャッチーなメロディもあり、聴きやすい1stだと思う。音がスカスカと感じる方もいるだろうが、このバンドにしか出せないグルーヴ感がここに詰まってる。これが好きな方は最新アルバムもぜひ!
ポスト・グランジのマッチョイズムをリセットし、シンプルネスに回帰したという文脈が根強いし間違いないのだが、彼らが生楽器の録音作品において、雑に扱われていた音とそのコンビネーションをもう一度取り戻したということが大きいと思う。手っ取り早いサンプルは代表曲でもある②。ハットを抜いた太鼓と裏を意識したギターが、ハットを伴い跳ねたシャッフルの8ビートを刻むだけでコーラスパートで解放感を生む。ヴォーカルががなる必要も、ギターを歪ませる必要もなく、音価の短い音だけが並ぶ。嘗てはあったはずの細やかな機微と綾がここでは新たに息を吹き返している。それは2026年のバンド作品に必須の音と空間性への意識とも繋がるものである。古くて新しい、ミニマムかつ鋭敏な感性は、21世紀の「The Modern Age」に相応しい。
勢いそのまま聞いちゃった。文章は聞くことを誘発する! し、ちゃーんとかっけぇのよ。
ジュリアン・カサブランカスの指示通りに作られたという、彼がロックでポップミュージックの文脈を書き換え始めた記録。というのは、サブリナ・カーペンター、チャーリーxcx、オリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュといった近年のポップスター、もしくはそのプロデューサー達がジュリアンを参照したと感じることが多々あるから。一枚目という事でジュリアンの思想も控えめ。もっと濃いのが聴きたい方は『First Impressions of Earth』と『The New Abnormal』をどうぞ。
最高なアルバム今聞いてもしびれる当時のサマソニも楽しみで見に行ったがまた今年もストロークスが楽しみでサマソニに行く😆