3曲目「Arkasodara」イントロのギターフレーズ、最近の踊ってばかりの国かと思った(笑)。
メタルじゃない(トラディショナル寄りの)曲にも、メタル的な重く冷たいムードが漂っていてすごい。なんで?!
4曲目「666.6668 feat Makossiri」の儀礼性。客演のMakossiriはケニア出身のプロデューサーで、自身の音楽を「Afro-future-tech」と呼んでいるそう。
異なるジャンルや地域を背景にもつ多くの音楽家と共同制作したアルバム。SAIONJI BBBBBBBやRully Shabaraとの「SHAM-RA」は、キックが「ドンドンドン、ドドンドドン」と和太鼓にように鳴っている。
思ったよりメタルの要素が前に出ている。ノイジーなリフとリズムの音楽。
読書しながら聴くのに向かない。不規則で刻みの細かいスネアドラムと、強い自意識をもった鍵盤が、わたしたちが自由に思索へふけることを許さないからだ。耳に張りついたように聴こえる(ようにミックスされた)ボーカルとギターは、わたしたちの意識をあるべき場所から無理やりに引き剥がしてくる。
実は音楽的に多彩なアルバム。フォーク的な要素のある曲も残ってる。
Pitchforkが推し進めるアンダーグラウンドというムード。Cindy Leeとか。
この10年(『TROPICAL LOVE』以降)の電気グルーヴのモードみたいだ。
メロディーと歌唱に、日本的な湿っぽい叙情性がある。初期のフジファブリックで志村がやっていたことでもある。
プログレが滅びたあとの世界での開き直りプログレ(「Fool in the Rain」、「Carouselbra」)。ふつうに音楽好きのバンドって感じがする。
ブルースロック〜ハードロックの骨太さを手放す。じつは、どんな曲でも合わせられるロバート・プラントが結構すごいことがわかる。
どういう人たちが全然わからないけどStereolabみあってめちゃくちゃ良いと思った。
80年代のシンセポップみのある凡庸なポップロックってこうだったな〜。
90年代オルタナティブ・ロックらしい重苦しさがなくなった分『ray』『Ark』あたりより聴きやすい。
ふつうに「60年代末のバンド聴いてる」、感が強いアルバム。ゆえに最高。
ハイパーポップやデジコア以降っぽい、今っぽいポップパンク。
以前より好きになってるし、『Born To Run』より好きかも。いわゆる「ロック」の力強さとか抜けのようなものの原型、これより後の80年代ロックはまるでダメ。
YOASOBIみたいな曲に、ちゃんと自分たちのエッセンスを加えてやってる。えらいね。
いくつかのアンセムはもちろん最高だが、最後のテイラー・スウィフトみたいなバラードは蛇足だと思う。
寝れない夜のアンビエント。具体音や人の声を使った曲がひときわ注意を引く。聴き流すための音楽というよりは、ちゃんと聴かれるための「音楽」。
藤井風と共振するのも納得の、ほのかなスピリチュアリティとメロウなR&B。
シングル単位で聴いていたこともあり知ってる曲ばかりだった。例のCamila Cabello「Havana」とCadri B「I Like That」丸パクリみたいな曲も含め、恥ずかしげもなく国外のポップスを模倣しているのがむしろ清々しい。だけどそれゆえに彼女たちの音楽が音楽史の一部になるとは思えない。
けっこう良い。
マイケル聴いてて、もっと身体性が恋しくなったらこれ!
寝れない夜のアンビエント。William Basinski『The Disintegration Loops』もテープ劣化というギミック以上に元のテープ・ループのフレーズが美しかったが、この『94diskont.』もグリッチというギミックと同じくらいそれに乗っかっているメロディのループが心地いい。
音がとてもいいサイケデリックなポストロック。本人のルックの見せ方やアートワークの印象的に、オルタナティブR&B以降の音楽性に見られやすいが、実際は結構ロック耳で聴ける。
AIフォビアも甚だしいな。
♥ 1
音が気持ちいい。
良くも悪くもアクがない。聴きやすいが何も残らない。
気持ちわるいアートワークの割に中身はウェルメイドなポップラップ。
新作としては、ソングライティングもプロダクションも『Bad』から大きな進歩を遂げたとはいえない、新鮮味のうすいアルバムだと思う。
ハイパーポップ以前から「HYPER」を名乗っていた彼女たちによる『Our Hyper』! やっぱり最高。前作『After Image』はTURNでレビューを書いてるよ。
長いアルバムだし余白が多すぎる。アーティストの私的な感覚をそのままに近い形でパッケージ化したからか、例えばカーステレオで流して聴くにはちょっとインティメイトすぎる。
2018年の音がする、1曲目「逃亡前夜」のキックの音が良い。残念な甘酸っぱさ、エロい怒り。危ない甘み、みずみずしい加工品。
♥ 1
最高。米津玄師のアルバムの中でフェイバリットかも(次点は『Bremen』)。ボカロ的な手数の多さをJロックの文法で書き直した(ヒトリエもそうだが)、自分のようなドパガキのための音楽。
マイケル・ジャクソンの声を使った二次創作としか感じなかった。。絶対にいい曲もあるはずなんだけど、それを堪能できるほど私はマイケルファンではないんだと思う。
意外といい。ミッシェルガンエレファントとWHITE ASHのあいだにある一つの点。アークティック・モンキーズが1stから『AM』に至るまでの道程において、別のパラレルではこんなことになってました、みたいな音楽。
近年のアイスエイジ感(ゴシックを経由したガレージロック)。
『君の名は。』のストーリーって村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』みたいだな。とても、YOASOBI、ミセス以降のJ-POP/Jロックの感じを先取りしていた。「飛騨探訪」は『映画 ちいかわ』の名曲「靴ずれ」だ。映画音楽という要請によって、野田洋次郎のソングライティングも飛躍的に進歩したと思う。あと日本人のアーティスト、映画音楽ってなると坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を思い浮かべる癖があるんだろうな、「三葉のテーマ」は「戦場のメリークリスマス」に似ている。
寝れない夜のアンビエント。ぼうっとした音が持続して入眠にかなり向いている。ノイズ。
寝れない夜のアンビエント。かなりしつこいボーカル・サンプルがアルバム後半にあるので眠れない。しかしヴェイパーウェイブ的な音像には痺れる。
製作に1億円かかったことをウリにしている『VIVANT』みたいなアルバム(暴論)。太鼓のリバーブが素晴らしい。
めっちゃフィル・スペクターの時代のロックンロール。文法は70年代以降のいわゆる鉤括弧つきの「ロック」。ピアノ・ロック。
90年代後半で冷凍保存された「ロック」みたいな音楽。でもこういう、生活とか労働にワードが寄りすぎた日本のSSWって苦手意識あるかも。
ピュアなソングライター・アルバムという印象。ピュアというのは、プロダクションや技巧や発声の「パワー」に依拠していないという意味です。
1曲目「I Wanna Be Your Lover」が星野源っぽくてわろてる。
ある世代のひとたちは、センスのある音楽としてトム・ウェイツを聴こうとする時期がどこかにはあるそうだが、あまりよくわかんない。歌はボブ・ディランみたい。いま聴くと小っ恥ずかしさのあるピアノに乗せて、ブルーズっぽい歌を聴かせてるのは逆に新鮮かも。だっていまこんな音楽は存在しないから。
もっとギターバンド然とした作品かと思うと、サンプラーがかなり中心。
聴き直すとやっぱりどの曲も大体同じに聞こえるっていう意味ではフューチャーとかのアルバムと一緒かも。「Tangled Up In Blue」など3曲くらいアイコニックな曲がある。本当にコード進行でしか曲を判別できない。