最後君は振り向いた/つまり俺は見つめてたのか 風景と情景が切り替わる瞬間。言葉によるカメラワーク、彼の本質的な才能がこのアルバムに詰まっている。
最初に聴いた時はさっぱりわからなかった。ネオシティポップファンの中学生の私には本当にわからなかった。でもその経験が多くの音楽への間口になった。そういうアルバムは今の日本にあるだろうか?
ロンドンで暮らしていてあなたは米にうるさいと言われたという彼のエピソードが全てを物語ってる気がする。海外のアーティストと共に作るのではなく共に暮らす。ロンドンの最新ジャズ〜レゲエサウンドの中で英語ではなく日本語で歌う。自分であることを手放さずにコミュニティに参加する、作っていく。そういう強いエネルギーを感じる。いや、感じるというより与えてくれる。
メンバーが常に流動的な若手即興コレクティブ・ギザドド。彼らがワン・ダイレクションという一夜にしてスターになった少年たちを「見たい」と連呼するのが胸熱だし、その後の最悪なノリだったり、サックスが良すぎて笑っちゃうみたいなひとつひとつの出来事がキラキラしていて素晴らしい。ステージと生活の間、バンドと友達の間、音楽と遊びの間。ハッキリさせない自由さ、むしろそれが自然なんじゃないかな。
ベッドルームという音響キャンバスを歌やエモギターで彩り、そして塗りつぶしていく… claire rousayミーツMk.gee的な瞬間もある素晴らしいフォークトロニカ〜エモアンビエント
生活の中のふとした過剰さを思い出すような、宅録由来の突飛さとアイデアが光る素晴らしいロックアルバム
ドラマーTim Barnesは2021年に若年性アルツハイマー病を公表。症状が進行する中ほぼ毎日メンバーと楽曲制作を開始。集団を重んじるポストロックの特性が静寂の中に史上最も優しく響く
増幅されたサックスなどの楽器の微細な音が電子的操作により拡張されていく、ミニマルで有機的、とてつもなく没入感のあるエレクトロニック〜クラシカル
イラン古典音楽の中核をなす楽器、サントゥールとカマンチェに直接コンタクトマイクやジオフォンを取り付け録音およびリアルタイム処理。古典音楽が深い音響に翻訳されていく素晴らしいエクスペリメンタル
親密で暖かいインディートロニカ〜グリッチポップサウンド。そしてボーカルが複数人いるのではないかと思うほど、男声女声そして異星的に自由自在に移ろうような加工された歌声が面白い
「環境音」をテーマにアンビエント、ダブ、フィールドレコーディング、ジャズ、ポストロックが混ざり合う。フランス語による歌唱やポエトリーリーディングも新鮮。石橋英子の影響力、今後も広がって行きそうだ
元々タイプビート作家であり、アリアナ・グランデの作曲にも関わっていた。ポップス業界を去った彼は自身のルーツであるブラジルのバイレファンキに向かう。業界で成し得なかった鋭利なビートがここに炸裂する
Brian WilsonやVan Dyke Parksから影響の受けたバロックポップ〜アメリカーナサウンドに、鳥の囀りや車の音がコラージュされ、宅録とは思えないシネマティックな仕上がり
豊かなシンセサイザーと遊び心のある物音が、ジャケの夕暮れのような暖かみを持って重なる、素晴らしいアンビエント
ほとんど2マイクのみでの一発録りという硬派なスタイルで、スタイリッシュなEDMベースのJpopを完全に成立させている。ボーカルとビートの間を行き来する楽器としての人体を極限まで活かしたビートボックス史に残る傑作。
前作はblack midiとBC,NR、今作はcarolineとStill House Plantsと並走している。衝動からエモーショナルへ。
ブレイクビームやハウス的なビートにピッチをあげたボーカルサンプルが乗る心地よいサウンド。Vegynやear、Oklou、Peterparker69などに通ずるエレクトロニック
ペダルスティールギターを軸に、その持続音や微細な音響操作によって多層的な空間を作り出しアメリカーナを拡大していく。ポストロック、スピリチュアルジャズ
折坂悠太やbetcover!!に通ずるようなサイケやジャズ、ブルース、ボサノバを取り込んだ雄大なサウンドと強烈なアレンジ、奥深いボーカル。
4AD的美学をアップデートし、VUやCindy Lee的なムード、15loveやEscho周辺のコペンハーゲン・アートポップ勢のその先にあるシューゲイズ・ドリームポップ。
ネオサイケデリアを基盤に宅録フォークの美学を発展させたようなサウンド。エレクトロニクスと衝突し砕けていくアルペジオがとても美しい。Kaho Matsuiやclaire rousayに通ずるEmo Ambient的感覚があって良いですね
Porter Robinsonの瑞々しい質感とサマーウォーズOZ的世界観、PAS TASTAやPeterparker69との同時代性、音ゲー以降のバーチャルノスタルジーを刺激する20年代アジア・エレクトロニック〜Kpopの名盤と評せる傑作。 OZっぽい世界観をKpop由来のヴィジュアル含めた強固なコンセプト設計でやってる。ゲームも作ってるらしく、ここまでやるのかとクリエイティビティに感嘆
ドラムン、ヴェイパーウェーヴ、ボカロ、グリッチ、アンビエントなどなど様々な角度からノスタルジーを刺激される素晴らしいエレクトロニック
会話のような間の尺八風のトランペットが透き通ったギターループの上で美しく響く。永遠に聴いていたいガムランや第四世界に影響された天上的なサウンド。ビックリするくらい良いアンビエントジャズ
前半ではBC,NRやcaroline、deathcrashあたりのポストロック〜フォーク的なエモーショナルな構成美を響かせ、後半ではグルーヴィなサイケデリアに移行していく。やっと日本で初期BC,NRっぽいバンド出てきて嬉しい
圧巻の演奏力に驚かされ続けるジャズロック〜ノイズロック。今の日本の若手バンドで最も演奏の練度高いと思います。
儚くて美しい音世界が広がっている素晴らしいエレクトロニカ。空中泥棒やkhc、君島大空好きな方にオススメ
ハッピーなギターと弾むシンセの高揚感あふれるトゥイーポップサウンドにキュートなエレクトロニクスが絡む。まるでカートゥーンから飛び出してきたような本当に愛おしいバンド
MIKEにも通ずる素晴らしいアブストラクト・ヒップホップ
かつてBC,NRに影響を与えたように、今作では逆に受けているのだと思う
フィンガーピッキングとストリングスで優しく絡む、春の風が吹いてるラテンジャズで良良
ローファイでノスタルジックなフットワークサウンドがキュートに鳴ってて最高
DIIVやSlowdiveを想起させるようなドリームポップ〜インディーロック。初期Luby SparksとかNo Busesのコロナ直前の東京インディーロックの雰囲気があって好き