41 music activities
6月は、ニコ助さんにとってファンク・ソウル・レゲエの月だったようです。 特に目立つのはベース音への執着です。Night Fever - Fatback Bandへの「ぶっといベースの音がカッコ良すぎる」というコメントや、Catch a Fire(Deluxe Edition)でのジャマイカ・バージョンのベース評価など、低音への感度が鋭く研ぎ澄まされています。同時にTA13OO - デンゼル カリーのように前半のポップさと後半のはっちゃけ具合、Dark Days/Light Years - Super Furry Animalsのサイケとポップの両立といった、アルバム内での質感の変化を読み込む耳も備えていました。 興味深いのは、同じアーティストの複数作品を聴き比べる丁寧さです。バリー・ホワイト、上白石萌音、Natsu Summer、ボブ・マーリーなど、複数作をスコアで評価し、時には前作との相対評価まで行っています。Natsu Summerの1st EPへの傾斜は「1stEPが良すぎて」という言い方から切実に伝わってきます。一方New Blue Sunのように「ビートレスの曲を聴いていると、僕は途中で飽きてしまう」と、自分の音楽的体質を客観視できる誠実さも印象的です。 ニコ助さんの6月は、グルーヴ感とメロディアスさのバランスを求める月間だったといえます。
数曲削って、トータル30〜40分のアルバムだったら5点にする。ロック、オールディーズ、ディスコなどからの影響や露骨なオマージュなど、奥田民生の才能が炸裂しているが、PUFFYが歌うと肩肘はらない軽やかなポップスになり、とにかく聴いていて楽しい。奥田民生の曲はもちろん、他の作者(井上陽水、草野マサムネ、トータス松本、奥居香)の提供曲も良い。PUFFYという唯一無二のポップアイコンに作家陣も刺激され、ソングライティングが研ぎ澄まされたのかも。当時、すごく流行ったけど、今聴き直すと、プロデューサーの奥田民生は流行り廃りとは関係ない普遍的なポップスを作ろうとしていた事が分かる。バンドの演奏も音もいい。「ジェット警察」のThe Who「Won't Get Fooled Again」をオマージュしたイントロ、カッコいいなぁ。
♥ 2
ドラムは打ち込みだけど、有機的で心地よいグルーヴ アルバムを通して地味な感じはするけど、聴くほど味わい深い良作 ラスト2曲(CDだとボーナストラック)は本編の曲よりポップ
♥ 2
大神のラップとYamieZimmerのトラック、相性いい
♥ 2
小綺麗にもオシャレにもなり過ぎないストリート感がカッコいい
♥ 2
ここ数年の5lackのEP、全部カッコよすぎ
♥ 1
『Madvillainy』のデモ音源。と言っても、侮ってはいけない。『Madvillainy』 よりもラフな音のトラックで、抑制する前の MF DOOMのラップは勢いとキレがある。ヒップホップの生々しさがある。このデモ・バージョンの仕上がりのままだと、『Madvillainy』ほどの歴史的名盤にはならなかっただろうと思う。それでも、デモ・バージョンに惹かれるところもある。例えば「Money Folder」のデモ・バージョンを聴いてみれば、僕の気持ちを分かって貰えるかと思う。
♥ 2
忌野清志郎、最後のオリジナルアルバムになった「夢助」。アメリカ・ナッシュビルでの録音で、プロデュースはスティーヴ・クロッパーが手がけている。そのおかげか演奏も音も良い。清志郎は何かになり切ったり歌舞くことが多いミュージシャンだけど、この作品では歌舞くことなく、素の清志郎が強く表れているように思う。そして、このとき清志郎のソングライティングは絶好調で、良い曲が多い。音楽的にはルーツであるサザン・ソウル色が強いため、地味になりそうなところだけど、ポップな曲調が多いため、地味な印象はなく聴き易い。清志郎は卑屈で暗くて尖ったところと、前向きで温かみが有るところを併せ持った人だった。この作品では後者の面が強いと思う。それでも、やっぱり哀しさも有るけど。この続きの作品が聴きたかった。
♥ 2
1st EP「夏・NATSU・夏」の都会的ながらも、洗練され過ぎず、どこかいなたいレゲエとシティ・ポップの混交は絶妙だと思う。この「サン・キスド・レディー」は、その音楽性をベースにしつつも歌謡曲の要素が強くなった気がする。1st EPの頃の若さと危うさは影を潜めた。音も歌も洗練され、大人になった印象。これはこれで素晴らしい。初期とは印象がだいぶ変わったものの、根底にあるのは都会の孤独を感じるレゲエであり、フィッシュマンズの遺伝子を継いでいることは不変。
♥ 2
冒頭3曲は好き。特に「WANT ME, WANT ME」と「WoWa」は凄く好き。ただ、アルバム全体で言うと、曲、音色、アレンジなどいろんな面で苦手な曲も収録されている。
♥ 2
まずはバリー・ホワイト、ジーン・ペイジによる流麗なストリングス、洗練されたアレンジと演奏、メロウな曲調に耳を惹きつけられるけど、聴き込むうちに曲の良さに気付く。キャッチーで、R&B/SOULの枠を超えたポップスとして機能する曲もある。作曲にはトム・ブロックも参加しているらしい。精鋭たちがいかに、このアルバムに注力したかわかる。 スロウな曲が続いた後、軽快なミディアム・ナンバー「That's What You Say (Everytime You're Here)」が始まったときの心が弾む感じ 「Love Me, Love Me, Love Me (Or Leave Me Alone)」はBenny The Butcherの「One Way Flight」でグロリア・スコットの歌を含めて丸ごとサンプリングされている。(プロデュースはHit-Boy。さすが)
♥ 2