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今月は聴き比べとトリビュートの月でした カニエ・ウェストの「BULLY」と「BULLY - DELUXE」を続けて聴いた点が目立ちます。同じ作品を形を変えて確かめるような聴き方で、他と比べても最も集中していた対象です。評価も★3と★2.5で近く、じっくり見比べていた様子がうかがえます。 一方で「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」と「ACIDMAN Tribute Works」という二枚のトリビュート盤、そして椎名林檎の「禁じ手」も並びました。洋楽的なヒップホップと日本のロック周辺の企画盤が同居し、評価はいずれも2.5から3に収まっています。 幅広さの中でも評価の振れ幅は小さい月でした。
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6月は懐の深いsetsumasa8さんが、多様なジャンル横断で試行錯誤した月です。 ザ・ウィークエンドの「Hurry Up Tomorrow」は、スコアは控えめながら「マイケルなんだよな」というコメントに本音が滲みます。長さへの戸惑いは感じつつも、その求心力を認めずにいられない様子が伝わってきます。一方Omoinotakeの「Pieces」では、1曲「幾億光年」に惹かれてのアルバム体験。光年の距離を計算してまで作品と向き合う姿勢に、音楽への接し方の真摯さが現れています。 文坂なのの「Lost & Found Vol.1」で「金太郎飴」と揶揄しながらもコンセプト評価でプラスに転じたり、THE BACK HORNで「知ってるバクホンじゃない」から「ほろっと来た」へと心が動く経験をしたり、6月のsetsumasa8さんは既存の枠を外されながらも新しさに開かれていた月だったようです。 すべての作品が、予想と異なる何かをもたらしてくれた月だったのでしょう。